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採用ノウハウデータ活用採用媒体

「なんとなく」の求人運用から卒業する。広島の中小企業が押さえておきたい求人媒体KPIの見方

2026年7月29日

「求人票の管理画面に数字がたくさん出てくるけれど、どこを見ればいいのか分からない」というご相談を受けることがあります。Indeedや求人ボックスなどの管理画面には、表示回数・クリック数・応募数といった数字が並んでいますが、感覚だけで「なんとなく応募が少ない気がする」と判断してしまうと、本当の原因にたどり着けないまま求人票を作り直すことになりがちです。今回は、無料媒体を運用するうえで押さえておきたい基本的な指標と、その見るべき順番を整理します。

まず押さえておきたい3つの指標

クリック率(CTR)

表示回数に対して、実際にクリックされた割合です。例えば100回表示されて6回クリックされていればクリック率は6%になります。Indeedの分析では平均的なクリック率はおおよそ6%前後とされていますが、業種・職種・エリアによって大きく変わるため、あくまで一つの目安として捉えるのが適切です。クリック率が低い場合は、求人票の中身以前に「タイトル」や「表示のされ方」に課題があるケースが多くなります。

応募率(CVR)

クリックされた求人のうち、実際に応募につながった割合です。クリック率が十分でも応募率が低い場合は、タイトルで興味を持たれてクリックはされているものの、本文を読んだ結果「自分には合わなそう」と離脱されていることを意味します。募集条件と本文の内容にズレがないか、応募フォームが長すぎないかなどを確認するポイントになります。

応募単価(CPA)

一人の応募を獲得するためにかかった費用です。無料媒体であっても、有料のスポンサー求人枠を併用している場合はこの指標が重要になります。クリック単価(CPC)とクリック率・応募率を組み合わせて考えることで、どこに費用対効果の改善余地があるかが見えてきます。

指標は「切り分けて」見る

数字を見るときに大切なのは、応募数という最終結果だけを見て一喜一憂しないことです。応募が少ないという同じ結果でも、原因は段階によってまったく異なります。

このように段階ごとに切り分けて見ることで、「求人票を丸ごと作り直す」のではなく、「タイトルだけを見直す」「応募フォームの項目を減らす」といった的を絞った改善ができるようになります。

数字を月次で振り返る仕組みをつくる

指標の見方が分かっても、一度見ただけでは改善にはつながりません。掲載してから1〜2週間はデータが安定しないことが多いため、最低でも月に一度は管理画面の数字を振り返り、前月・前々月と比較する習慣をつくることをおすすめします。特に、求人票の内容を変更した前後で数字がどう動いたかを記録しておくと、自社にとって効果のあった変更点が蓄積されていきます。

数字が悪いときにまず確認したいチェックリスト

よくある質問

Q. 表示回数自体が少ないのですが、何が原因ですか。 表示回数は、求人検索エンジンがその求人をどれだけ検索結果に表示しているかを示す数字です。掲載してからの経過期間や、更新頻度、キーワードとの一致度などが影響します。掲載したまま長期間更新していない求人は表示されにくくなる傾向があるため、更新のタイミングも合わせて見直すとよいでしょう。

Q. 有料のスポンサー求人は使うべきですか。 無料掲載だけでもクリック率・応募率を改善できる余地は多くあります。まずは求人票の内容で改善できる部分を洗い出したうえで、それでも表示回数自体が不足している場合に、スポンサー求人の活用を検討するという順番がおすすめです。

まとめ

求人媒体のデータは、感覚で判断するための材料ではなく、どこに手を打つべきかを教えてくれる材料です。クリック率・応募率・応募単価という3つの指標を切り分けて見る習慣を持つだけで、求人票の改善はぐっと効率的になります。まずは自社の求人票の数字を、一度整理して見てみることから始めてみてください。

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